図書館で読みました。
▼感想
内容的に中上級者向け。全然書けない人がどうやって書くというより、ある程度書ける人がもっとわかりやすく伝えるための表現に書き換えるための本。もちろん、僕は文章を書くことに関しては初心者なので、直接的にすべてが役立つわけではないけど、こういう発想方法、考え方があるということを知れたのは非常に勉強になった。もう少し文章がかけるようになった時にもう一度読みたい。
▼気になった言葉
・「い」を使わない文章に書き換え
・和語と漢語を書き換える。和語…わかりやすい。字数が多くなる。漢語…難しくなる。簡潔。
・文字数制限
・国語辞典のように。
・描写力をつける。地図を文章で説明。
▼内容
ことばの選び方や表現方法、論理構成をちょっと工夫するだけで、文章はぐっとよくなる。ゲーム感覚の書き換えトレーニングを通じて、相手に「伝わる」文章のコツを伝授する。
▼目次
第1章 語彙力をつけるレッスン(適切なことばを選ぼう―特定の音を使わずに書き換える
語感を意識しよう―和語と漢語とを互いに書き換える
むだのないことばを選ぼう―決まった字数で書き換える)
第2章 表現力をつけるレッスン(誰の行為かをうまく表そう―主語を使わずに書き換える
独り合点を避けよう―必要十分な内容に書き換える
描写力をつけよう―視覚情報を文章に置き換える)
第3章 論理力をつけるレッスン(前後の論理関係を考えよう―一続きの文に書き換える
客観的に書こう―感想を含まない文に書き換える
論理の型を知ろう―「だから型」を「なぜなら型」に書き換える)
まとめ 難解な文章を「伝わる」ように書き換える