新橋演舞場で行われている劇団☆新感線の『乱鶯』を観てきました。
数カ月前にネットで広告が出ていて、観たいなと思ってはいたものの、
特にチケットを取る行動は何も起こさず。。。
3連休、ふとおけぴを見て、「あっ、忘れてた。もうやってる。」と
思うと同時に、「観なきゃ!」という思いも一気に大きくなって、
すぐにチケット検索。無事1階3列目のチケットを手に入れました。
それも定価より安くで。(譲ってくれた方に感謝!!)
で、3/21(月)11:30の公演を観劇。
実は、劇団☆新感線の作品を生で観るのは
去年のGVG以来2回目。
ゲキシネではちょこちょこ観ていますが。。。。
で、簡単に頭に残ったことを備忘録的に書くと・・・
・いつもの劇団☆新感線とは毛色が違って、結構まじめな雰囲気。殺陣や立ち回りをみていると、やっぱりちゃんとした劇団なんだなって思いました。
・所々のお笑い。お約束的な内容も多いいけど、役者陣のイメージとあいまって、むしろ笑いの波状効果が生み出されている感じがありました。
・最後、火縄の砂吉が攻め込んでくる辺りは、その凄惨さに心苦しかった。
・しかし、そこで終わらないのが新感線。勧善懲悪で終わるので見終わった時に救われます。
古田新太
相変わらずめちゃくちゃカッコ良かったです!
オープニングの立ち回りの際の足元は
年齢を感じずにはいられないけど、
そんなことどうでもよく感じさせる雰囲気、オーラ。
テレビに出ているおもろいおっさんと同一人物とは思えません。
緊張と緩和、絶妙な間が天才的に優れていると思う箇所がたくさん。
稲森いずみ
さすが女優。きれいでした。
以前、新感線で松雪泰子が出てたのを見た時、
「すげー!こんなに歌って踊れる人なんだ!」
って感動したのですが、歌やダンスはそんなに
印象的ではありませんでした。
(今回は、そもそもそんなにそういう場面はなかったけど)
大東駿介
オープニングの立ち回りの時、
古田新太の後に登場したので、
動きの軽やかさが印象的でした。
全般的に声がよく出てました。
役として、純粋バカ的な雰囲気が伝わってきました。
それが伝わってくるということは、演技がうまいってことですね。
清水くるみ
正直、今まで全く知らなかったのですが、
普通に可愛かったです。純粋にかわいいだけでなく、
透明感のある人だなって思いました。
清楚だけど目立つ、みたいな。
一緒に見に行った友達(今回劇団☆新感線初観劇)も
古田新太と清水くるみが良かったと言っていました。
最後の挨拶の時、口パクで「ありがとうございました。」と
言っていたのが印象的でした。
橋本じゅん
火縄の砂吉、悪い悪すぎる!
子供が見たら泣く。絶対に嫌いになる。
と、思わせるほど、完璧な演技。
去年の剣轟天を思い浮かべると、
演技の幅の広さに驚かされます。