昨日、雪組東京宝塚劇場公演「るろうに剣心」を観てきました!
それも、お昼の12時頃に起きて、ふと思い立ち、東宝劇場へ。
どれぐらいのチケット難かわからない状態で行くと、立ち見席のチケットが一枚のみ。
なんとなく、「どんな席でも今日は観たい!」という気持ちが大きかったので、とりあえず確保。まだあと1時間ぐらいあったので、チケットが出るのを待っていたら、30分前ぐらいに今度はB席のチケットが出たので、こちらもゲット。
先に買った立ち見席を出して待っていたら、周りにどんどんチケットが出てきて、S席多数の中に、立見席。これは勝ち目がないと思い、値下げしておけぴで出品。
無事、買い取り手が見つかり、劇場へ。
久々のB席。2階12列。たまにはこの角度での観劇も良い。
開演して、アクシデント発生。
長年愛用していたオペラグラスが故障!
右目のピントが合わず。。。。この遠さでオペラグラスなしはキツイ。
仕方なく目をつぶって、左目だけで観劇。あまりにも辛かったので、幕間の時に、オペラグラスを借りに行ったら、レンタルがなくっていました。。。
オリジナルオペラグラス(2700円)を販売していました。
買おうかとも思ったけど、買うならちゃんとしたやつを買おうと思い、第2部も左目で観劇。
目が疲れた観劇でした。
さて、内容ですが、なかなか楽しいというか見やすい作品でした。
突然行ったので、予習も何もなく、原作も全く知らず。
知識ゼロ。
むしろ、加納惣三郎などは、星組『誠の群像』の彩輝直のイメージがあり、全然違う人物像やん!って感じでした。
でも、さすが小池先生の演出。歌やセリフやセットの転換のバランスが良くて、ストレスなく飽きずに見れました。
先日、劇団☆新感線の『乱鶯』を観たので、殺陣は物足りなかったけど、宝塚らしくキレイな殺陣でした。
■早霧せいな…原作しらないけど、とっても似合ってました。設定上、小さい男の子ってことになっていたからか、咲妃みゆと並んだ時に小さいなって思いました。時々、ルパン三世の影が見え隠れしてました。
■咲妃みゆ…らしい役で良かったと思います。ただ、喉を痛めていたらしく、後半はかなりヒドイ声でした。ミーマイの時の麻乃佳世を思い出しました。でも、それ以上に誰かの声に似ているなと思って、ずーっと考えていたのですが、最後の最後で思い出しました。橋本環奈。橋本環奈の通常時の声にそっくりでした。
■望海風斗…歌は上手いんだけど、声量がすごすぎて、他の生徒との差が大きく、ちょっと浮いていました。そしていつも120%の歌、120%の演技。ファンにはそれがたまらないのでしょうが緩急がない。ピッチャーなら、150kmのストレートをひたすら投げ込むクルーンみたい。変化球やチェンジアップも覚えてほしい。
■月城かなと…前から好きでした。ビジュアルが。その贔屓目を差し引いても素晴らしかったです。ビジュアルだけの見掛け倒しではなく、実力も身に着けている感じ。特に歌声。声質がメチャクチャ良かったです。単に上手い下手ではなく、男役としての声の幅を感じました。現役なら、礼真琴に次ぐ声質。本当に良かったです。あと、ビジュアル(衣装含む)が誰かに似ていると思って考えていたのですが、コレ↓でした。牙狼の冴島鋼牙。鋼牙並に衣装も着こなしていました。
■有沙瞳…マットレスのCMで顔と名前が一致するぐらいのイメージでしたが、歌がとっても良かったです。赤べこの場面での最初の歌で、声を聞いた瞬間、歌姫の歌い方!って思いまいた。もっと、歌う場面あれば良いのに。。。って思っていたら、エトワールで出てきてビックリ。嬉しかったけど、赤べこの場面の方が歌声が良かったように思います。